大正デフレ時代の古新聞
Since 2010/01/14



 祖母の遺品のタンスの引き出しで下敷きに使われていた古新聞です。発行は大阪朝日新聞社、日付は大正15(1926)年2月1日(月曜日)。漢字には振り仮名がついています。

 紙面を見ると、当時の世相は今以上に荒れていたように思えます。大正15年はいわゆる「大正デフレ」の真っただ中で、「昭和恐慌」に突入する前夜にあたります。関東大震災が起こったのが3年前(大正12年)、世界大恐慌が始まるのが3年後です。そして12月25日に大正天皇が崩御し、12月26日以降は昭和元年となります。

 紙面の一部をスキャンして展示します。下表の見出し欄の文字列をクリックすると、その記事をスキャンした画像が開きます。
 

見出し

内容(コメント)

阿片大密輸暴露 大量の阿片を支那の廈門から台湾へ密輸しようとした一味18人が
捕まった(台湾は当時日本領だった)。
女を切り廻る 大阪で、若い美人女性ばかり4人が、自転車に乗った24、5歳の男に、
剃刀で切られた。
34名収容さる 広島市観音町の埋め立て問題で、騒擾した漁民34人が逮捕収容された。
夜の銀座修羅場と化す 東京芝の協調会館で講演会を開いていた黒色青年連盟のメンバーが
銀座街頭に出て陳列棚の硝子窓をこん棒などで叩き割って廻った。
(黒色青年連盟はアナキスト=無政府主義者の団体)
味の素の広告 福の神御尊像付き中瓶大売り出し(半ページの大広告を縮小表示)
泌尿器科医院の広告 (やたら目に付く。)
仲居募集の広告 美人仲居十五以上糸ある人素人でも可金入る人相談す云々。
(十五は年齢、金入るは金要る?、糸ある人は三味線の心得ある人か?)
製薬法教授の広告 塩酸ヘロイン及コカイン製造法精製法通信教授誰ニモ出来ル実際法
実地立会伝授可 (阿片密輸が捕まるのに、ヘロインはいいのかな?)
オゾンパイプの広告 オゾンの強烈な酸化力は悪疫の伝染を予防しあらゆる病原菌を殺滅し
赤血球の増加による健康の増進云々。
(当時オゾンは健康に良いと信じられ、オゾンを吸いに郊外へ出かけたり
オゾンの豊富な場所にサナトリウムが建てられたりしたようだ。)

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