御津山脈・西部(御津町)
Since 2002/03/27
Last updated on 2004/06/03


■ まえがき

 「御津山脈」という名前は、相互リンクしていただいている「Mountain&Cycling」の記事で、1ヶ月ほど前に知りました。どうやら御津町の西端の柏(かしわ)から東端の中島まで、御津町の北側に連なる山並みを指すようです。「御津町山を愛する会」の皆さんが、精力的に縦走路の整備を進めておられるとのこと。「それならば」と、さっそく2002年3月19日に、その西側部分の鳩が峰から柏公園までを歩いてみました。この間の縦走ルートは大部分が相生市と御津町の境界線上を通っています。詳細地図をこのページの末尾に付けています。

■ 鳩が峰から最高地点(310.6m)へ

 鳩が峰の登山口は、峠の切り通しの南の端の西側にあります。看板はありませんが立木に目印のテープが巻かれていました。道ばたに不法投棄されたゴミを踏み越えて山に入ります。付近に駐車場と言えるほどのスペースはありません。路肩駐車は何とか可能です(切り通しの北側の方が道幅に余裕があります)。私は、自宅が近いので、妻に車で送ってもらいました。

 登山口から310.6mの三角点まで、標高差約200mの登りです。尾根に取り付くまでの前半が急勾配です。約10分で畳3枚ほどの広さの岩が2段にある場所に出ます。ここからは大浦の海がよく見えます。尾根に出ると勾配は少し緩くなり、右手にダイセル化学播磨工場の有刺鉄線柵が現れます。この柵に沿って登ります。頂上の三角点はダイセルの表示塔の脇にあります。この頂上は御津山脈全体の最高地点ですが、眺望は、頂上よりも50mほど手前の方が良好です。有刺鉄線柵は頂上で縦走ルートから離れて北側の尾根へ伸び、馬場坂の峠(切り通し)へと続いています。将来は、馬場坂までの縦走路を開いて、御津山脈と天下台山を繋ぎたいものだと思いました。

 【2004/06/03 追記】  「御津山脈と天下台山がつながった」との報告を、相生市のMさんからいただきました。お仲間のFさんとお2人でルートの整備をされ、5月末に完成したとのこと。310.6mの三角点からダイセルの有刺鉄線柵沿いに328mのピーク(野瀬奥山)を経て北の馬場坂(切り通し)まで開通したそうです。馬場坂の切り通しから天下台山頂上までは既存ルートがあります。

(写真はクリックすると大きくなります。)


鳩が峰の登山口


岩の上からの眺望


頂上手前からの眺望


310.6mの三角点

 

■ 女郎街道との交差点へ

 最高地点から西へ比較的ゆるやかな尾根道を行きます。その中ほどで、縦走路はいわゆる女郎街道(尻見坂ともいう)と交差します。「女郎街道」とは、山脈の北側にある野瀬と南の大浦を結ぶ峠越えの道で、かつて相生のドック(造船所)に修理に入った船の船員さんたちが、室津へ女郎買いに行くのに通ったことからそう呼ばれていたそうです。当時は、現在の国道250号に相当する道路は、大浦で行き止まりでした。「女郎街道」は現在も通行できます。鳩が峰の登山口からこの交差点まで、約1時間でした。


春霞の室津港


同左

 

■ 野瀬・尼谷古道

 さらに西へ進むと、292.9mの三角点のあるピーク(五六見山)の手前で、「野瀬・尼谷古道」と交差します。この古道は野瀬の人たちが、かつて尼谷まで農作業に通っていた道です。私の手元にある1968年版の地形図には点線で載っていますが、1984年版では消えています。

 この古道の北半分(峠から野瀬まで)は、2年前に下ったことがあります。そのときはかなりしっかりした道で、峠からの降り口もよく分かったのですが、今回確認したところ、降り口は踏み跡も分からず、通行経験者でなければ、見つけられないかも知れない状態でした。この道は峠から半分ほど下ったところに砂防ダムがあり、その堰堤の西側に出ます。堰堤の東側には、砂防ダムの工事に使われた簡易舗装道路があります。対岸へ渡ってその舗装道路を下れば野瀬に着きます。沢を渡らずに、そのまま古道を下ることもできます。この古道と、縦走路、それに前述の女郎街道を使えば、野瀬を拠点とした周回コースになります。

 なお、古道の南半分(尼谷側)は通ったことがありません。おそらく現在は通行できないでしょう。

 

 五六見山(ごろみやま)  

 御津山脈の西端に聳える292.9mのピークを、野瀬の人たちは五六見山(ごろみやま)と呼んでいます。頂上は縦走路から150mほど北西に外れた相生市域内にあります。縦走路から頂上まで、踏み分け道が出来ています。三角点の標石は頂上の岩から10mほど南西方向に外れたところにあります。2年前、野瀬の人たちと登ったときは頂上付近にかなり大きな立ち枯れ松があったのですが、すでに倒れていました。眺望は頂上よりも少し縦走ルート側へ下ったところの方が良好です。

 五六見山の頂上から北東方向に70〜80mほど下った岩場のあたりは、水晶が採れたことから水晶山と呼ばれています。2年前、一緒に登った野瀬の人たちが水晶山へ行くときに目印に張った荷造り用のビニールひもが一部残っていました。なお水晶は、五六見山の東側、縦走ルート上の273のピークの北斜面あたりでも出ていたそうです。


五六見山の
三角点

 

 柏公園へ下る

 五六見山頂上から柏公園へは、標高差約250mの下りで、35分かかりました。鳩が峰からの合計所要時間は2時間10分でした。途中に関西電力のマイクロウエーブ反射板があります。柏公園は国道250号に面した小公園で、4〜5台は駐車できます。登山口はその相生側の端にあります。公園から100mほど相生方向へ歩くと、国民宿舎「あいおい荘」行きのバスの停留所(相生荘口)です。

 次回は、御津山脈・中央部(鳩が峰から嫦峨山を越えて岩見坂まで)を訪ねてみたいと考えています。


柏公園の登山口

 

 関連ページのご紹介

 私が参考にした「Mountain&Cycling」さんの「御津山脈」レポートです: → 室の津に風光る 御津山脈

 女郎街道関連のページです: → 女郎街道から見た室津港   

 五六見山関連のページです: → 五六見山(野瀬)

 鳩が峰周辺の情報があります: → 室津街道と屋津坂(御津町)

 

 地図


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